古代の船団 『兵庫県埋蔵文化財情報・ひょうごの遺跡』37より

袴狭〔はかざ〕遺跡(兵庫県豊岡市)から出土した木製品に描かれていた線刻画の模式図。描かれている15隻の船は、
丸木舟に波除けの竪板と舷側板を取り付けた「準構造船」と称されている船で、4世紀初頭、古墳時代前期の外洋航海
が可能な船団です。