昭和16年(1941)陸地測量部発行20万分の1地形図(京都及び大阪) 猪名川流域に渡来系の氏族が分布するのは、自主的に定住したと言うよりも、造船・木工や 津に関わる氏族であるところから、港湾 ・河川管理の必要上政策的に配置されている可能性 があります。その他の部民については、職能が不詳のものもありますが、車持部君の海洋祭 祀、佐伯部の軍事・交通統制などが注目されます。