「大覚寺絵図」解読図 北側の大物川に橋が架かり、敷地の東端に湯屋(温室)と公方地〔くぼうち〕が描かれています。公方地は幕府役人が市の検察のために詰める場所と推定されています。 市庭〔いちにわ〕(市が開かれる場所)は大覚寺門前の大道と敷地南側の大道の間にあります。この空間に「連釈之大事」に記されたような配置で市が開かれたのでしょうか。