伊丹の船番所と荷積所(伊丹資料叢書6『伊丹古絵図集成』掲載、天保15年「伊丹郷町分間絵図」より) 伊丹郷町の高瀬船の船番所は現在のJR伊丹駅のすぐ北側付近、郷町から運正坂とよばれる坂を降 りたところにありました。天保15年(1844)の「伊丹郷町分間絵図」(武田八郎氏文書、伊丹資料叢書6 『伊丹古絵図集成』昭和57年に収録)によれば、猪名川の支流は高瀬川と呼ばれ、船番所のすぐ横に 荷物揚場、造酒荷納家、造酒荷ノ蔵などが描かれています。