LD転炉の導入により、従来の平炉と同様の高品質鋼を、低コストで効率的に生産することが 可能となりました。そのいち早い導入を強力に推進したのは、卓越した技術者であった同社 製鋼課長・青山芳正氏であったと言います。写真は、同社のベストセラー商品となるDACON (デーコン、鉄筋建築に用いる構造用の高張力異形鉄筋)のカタログです(昭和36年発行)。 LD転炉の導入による製鋼コストの削減により、製品製造・供給が可能となりました。