1883年（明治16）8月1日 - 1974年（昭和49）6月11日
官選最後の尼崎市長。在任期間は1943年（昭和18）7月12日～1946年11月20日。
京都府天田郡に生まれる。1909年（明治42）東京帝国大学独法科卒業、同年文官高等試験に合格し、島根県知事・神戸市助役など各地の地方官を歴任した。1943年、有吉實市長が市会の不信任を受けて辞任したあと、市会内会派間の対立のため後任の選任が難航、市会から一任された兵庫県知事から市長の推薦を受けた。戦争末期から戦後復興の困難な時期に市長を務めたが、市長公選制の導入により退いた。
執筆者: 地域研究史料館
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