現在の西難波町北部周辺38.5haを対象に、組合により1936年度(昭和11)から1948年度まで施行された。総事業費は5万7,700円。1926年の阪神国道開通は、南部の市街地を国道以北へ発展させ、農地の宅地利用を促進した。西難波耕地整理事業に沿接した本地区は、完成後、主として南部の企業の社宅用地として戦後まで利用されてきた。本事業は、旧都市計画法に基づき耕地整理法を準用して施行された。
執筆者: 枝川初重
カテゴリ: 行政(近代)