1882年(明治15)市域の南武庫地区に守部分署(巡査5)が設置され、北は宝塚市の小林地区、南は大阪湾に面する大庄地区に至る旧武庫郡全域39か村を管轄した。しかし、1893年に実施された警察再編計画により廃止され、これにかえて西宮警察署守部駐在所(巡査1)が置かれた。なお、当分署は1877年から1年余りの守部交番所時代があった。
執筆者: 草山巌
カテゴリ: 警察(近代)