尼崎商工共和会

あまがさきしょうこうきょうわかい
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  尼崎市制が施行された1916年(大正5)、尼崎工業者共和会では1月の総会で会則を改正、組織に商業者・銀行を加えて名称を尼崎商工共和会に改称、体制を強化した。1931年(昭和6)10月、大日本紡績尼崎工場の旧事務所(現ユニチカ記念館)を借り受け「協和会館」と名付けて事務所を市役所から移転、商品陳列所を併設した。1937年9月に社団法人化、1939年3月24日昭和通1丁目に社団法人尼崎商工共和会館を竣工、のちに尼崎商工会議所に引き継いだ。この間、尼崎商店聯盟・尼崎商工会との合併、商店街調査、機関誌の発行、官公庁への陳情活動等、商工会議所代行機関としての役割を果たし、会議所設置により1941年9月22日に解散した。

執筆者: 芦谷廣安

参考文献

  • 野間義治『尼崎商工会議所史』 1944
  • 『尼崎商工会議所八〇年史』 1992
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