尼崎四町
あまがさきよんちょう
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
戦国時代にすでに町場となり、尼崎町と総称されていた辰巳町・風呂辻町・市庭町・別所町のこと。現在の東本町1丁目から城内地区にかけての地に形成されていたが、江戸時代の尼崎藩戸田氏鉄の代の尼崎城築城にともなって城下町に改造された。四町の改造では、大覚寺・如来院・長遠寺・法園寺など町中にあった寺院を寺町に移転するとともに、町の一部を築城と侍屋敷建設のために削り取り、街路の改造と新設が行なわれた。
執筆者: 地域研究史料館
関連項目