尼崎駅(阪神電鉄)
あまがさきえき(はんしんでんてつ)
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
1905年(明治38)4月12日、阪神電鉄の開業とともに庄下川西岸の別所地内に設置され、庄下停留場とも呼ばれた。大正年間ころまでは駅から南の旧城下町の中心であったが、1926年(昭和元)に阪神国道が開通して以降は北にも市街地が形成されていった。1928年12月伝法線の尼崎-大物間が営業開始。1961年1月尼崎駅立体交差工事が開始され、1963年1月には本線、1964年2月には伝法線が高架に切り替えられた。
伝法線は1964年5月に千鳥橋から西九条間が開通し、西大阪線と改称した。2003年、西大阪線を難波まで延伸し、近畿日本鉄道(近鉄)と接続する工事に着手。近鉄との相互直通運転に対応するため駅の改良工事が進められ、2009年3月20日の阪神なんば線開通により完了した。
参考文献
- 『阪神電気鉄道八十年史』 1985