常光寺土地区画整理事業

じょうこうじとちくかくせいりじぎょう
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  常光寺地内の7.0haを対象に、公共団体(市)により1968年度(昭和43)から1978年度まで施行された。事業費は17億4,300万円。本地区は、戦前から市街化された住商工混在地域で、区画整理前の地区人口密度は、1ha439人の超過密地区であった。道路事情も悪く、老朽化した長屋住宅の中を都市計画道路尼崎豊中線が戦前から計画されていた。市は密集した住宅の居住者対策として、不良住宅を整理し、高層耐火住宅の建設を目的とした住宅地区改良事業を同時施行した。その内容は、住宅378戸、店舗17戸の建設であった。

執筆者: 枝川初重

参考文献

  • 『阪神間都市計画常光寺土地区画整理事業・尼崎市常光寺住宅地区改良事業 事業誌』 1981 尼崎市

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