摂池銀行
せっちぎんこう
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
1895年(明治28)本店を池田町に置き、北摂地方を主な営業地域として資本金10万円で設立された銀行。その塚口支店は1921年(大正10)立花村塚口に設立、当時の旧尼崎市以外の現市域に進出した唯一の銀行支店であった。1927年(昭和2)6月金融恐慌のなかで摂池銀行は山口銀行に吸収合併されたので山口銀行塚口支店となり、ついで1933年山口・三十四・鴻池の三銀行が合同して三和銀行となったので三和銀行塚口支店となり現在にいたっている。
三和銀行は2002年(平成14)1月、東海銀行と合併しUFJ銀行となり、2006年1月には東京三菱銀行と合併し三菱東京UFJ銀行となった。
参考文献
- 『三和銀行史』 1954