新公債

しんこうさい
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  1873年(明治6)3月の新旧公債証書発行条例にもとづいて、旧藩債のうち1868年から1871年廃藩までの間に発生した「新借」の債権者にたいして、その債権を保証するために公布した政府公債を新公債という。これは4分利付きで、3年据え置いたのち1875年から22年間に元利償還することになっていた。市域の4藩関係の新公債は、尼崎藩17万3,446円、飯野藩4万6,352円、半原藩17万9,695円、小泉藩8,079円が発行公布された。

執筆者: 山崎隆三

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