1909年

明治42年より転送)
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀:19世紀 - 20世紀 - 21世紀
年表 10年紀:1880年代 1890年代 1900年代 1910年代 1920年代
周辺の年:1906年 1907年 1908年 1909年 1910年 1911年 1912年

明治42年

  • 1月2日 - 猪名寺村で小作人たちが米穀検査にともなう奨励米の支給を地主に要求した。
  • 1月8日 - 猪名寺村では、自作農の仲介によって地主から小作人に検査合格米には1俵当たり1升の奨励米、不合格米には3銭の俵装手数料を支給することとなった。
  • 2月 - 尼崎町内への遊廓設置を認めるよう、有志代表6人が町長に請願書を提出した(遊廓設置問題)。
  • 3月10日 - 道意新田村の村民は、9か条の戊申詔書奉体規約を定め一同連署した。
  • 3月17日 - 尼崎町が汚物掃除運搬及処分規定と掃除監視吏員職務章程を制定した。
  • 6月14日 - 尼崎町会の協議会は、遊廓設置許可区域指定願いを兵庫県知事に上申することを決めた(遊廓設置問題)。
  • 6月 - 塚口村が樋門を新設したことから下流の村と水利紛争が起きた。
  • 7月28日 - 東谷村(現川西市)に猪名川水力電気が設立された。
  • 8月15日 - 旱ばつに際し、下坂部村農民39人は、共同一致して給水にあたること、損害の救済・費用の支弁は作付総反別に割当てることなど6か条の規約を申し合わせた。
  • 8月 - 大物機械製壜会社が設立された。
  • 10月12日 - 旧阪鶴鉄道線に阪鶴線の名称が付けられた。
  • 10月 - 西国街道が武庫川を渡る地点に甲武橋が架橋された。
  • 11月15日 - 尼崎伊三郎以下地主10人からなる潮江村地主締盟会は小作料の協定や不納小作人への対応などを申し合わせる契約公正証書を作成した。
  • 11月27日 - 旭硝子新城屋新田に建設した工場で窓ガラスの製造を開始した。
  • 12月27日 - 村の14人は同村水路の上流に塚口村が新設した石造樋門の撤去を兵庫県に請願した。翌1910年2月2日、塚口村は川辺郡長の説諭によって樋門を撤去した。
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