樽屋七兵衛

たるやしちべえ
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  尼崎で最も古い1637年(寛永14)と1660~1670年代(寛文延宝期)のものと推定される銀札の版木に札元として名を残している。1673年(寛文13)の武庫郡上瓦林村宗門改帳に、同村の子供2人の奉公先として尼崎西町2丁目の樽屋七兵衛の名がみえ、実在が確認できる。近世初期に私札を出しうるほどの資力を備えた信用ある町人であったことがわかる。

執筆者: 八木哲浩

案内
広告
検索

  
ヘルプ
ツール
索引