下野国那須郡烏山(現栃木県那須烏山市、旧那須郡烏山町)に城をおいた藩。1672~1681年(寛文12~延宝9)の間板倉氏(重昌系)が入封した。1660年(万治3)重矩が大坂定番となり1万石の加増を受けたとき、市域岡院のうちと久々知が所領となり、その領有は1681年までつづいた。
執筆者: 山下幸子
カテゴリ: 領知(近世)