1935年(昭和10)に橘土地区画整理組合が、立花村で施行した区画整理地域に給水するために布設した上水道の水源地である。立花村水堂字松本(現立花町1丁目)に位置する。浅井戸を水源として給水能力は日量1,000m3、1937年3月に給水を開始した。尼崎市と立花村との合併後の1944年に、同組合の水道施設は尼崎市が買収した。その後、市の水源地として稼動していたが、1954年に廃止された。
執筆者: 西山清弘
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