紀元前
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
年表:
世紀: 歴史時代以前 - 1-7世紀
- 土地形成
- 約12万年前の最終間氷期以降、最終氷期に向けた寒冷化と、その間の小規模な寒暖の変化を通じて、現尼崎市域の地下に多段の段丘面が形成された。
- 約5~6千年前の縄文海進〔かいしん〕以降、海退〔かいたい〕とともに大阪湾の沿岸潮流や猪名川・武庫川両水系が運ぶ土砂が伊丹台地の南に堆積し、沖積層からなる尼崎平野が形成された。
- 縄文時代
- 尼崎市域の多くはいまだ海であった。現在まで市域に縄文時代の明確な遺構は確認されていない。
- 弥生時代
- 海退〔かいたい〕と沖積層の堆積により、現尼崎市域の陸地化が進んだ。上ノ島・田能・武庫庄など、現市域北半部各所に集落が形成された。