尼崎城下で樽巻菰・縄を扱う荒物屋仲間は、1818年(文化15)3月の「仲間取締一件」(田中種子文書/『尼崎市史』第6巻)によると、志学屋吉衛門・倉橋屋伊右衛門・家島屋三右衛門・池田屋庄兵衛・同庄吉・丹波屋七兵衛・灘屋半兵衛・嵐屋七郎左衛門・野間屋藤兵衛・平野屋治兵衛・塚口屋又兵衛の11人であった。この仲間は灘地方の酒造家を得意先としていた。
執筆者: 山下幸子
カテゴリ: 商工業(近世)