現神戸市中央区花隈町にあった城。1575年(大正3)ころ、石山本願寺周辺の支城の一つとして、尼崎とともに特に重要な出城であった。1578年、石山本願寺勢と対戦中の織田信長にそむいた荒木村重が一族を配したが、池田恒興・輝政に攻められ1580年落城した。
執筆者: 山下幸子
カテゴリ: 城(近世)