杭瀬字木之元(現杭瀬南新町2丁目)にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は法輪山、院号は西光院(旧院号天徳寿院)。「明治12年寺院明細帳」(『地域史研究』第7巻第1号)には幸徳天皇代(645~654)了源開基とある。また『小田村勢』には文徳天皇代(850~)杭瀬字道場免(現杭瀬北新町3丁目)に天台宗寺院として開基、1225年(元仁2)了源が再興し浄土真宗に改宗、享保年間(1716~1736)初期に現在地に移転とある。本願寺第9代実如の花押のある御文章が伝えられている。
執筆者: 地域研究史料館
カテゴリ: 寺