1881年
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
年表 10年紀: | 1860年代 1870年代 1880年代 1890年代 1900年代 |
周辺の年: | 1878年 1879年 1880年 1881年 1882年 1883年 1884年 |
明治14年
- 3月3日 - 岡院・万多羅寺両村は地籍編成にさいして合併の協議が成立し、中世の御園荘にちなむ御園村と改称したいと兵庫県に願い出た(岡院村・万多羅寺村の合併)。
- 4月23日 - 兵庫県は、兵庫県会に区部会・郡部会を設け、区・郡分離三部制とした。
- 4月 - 小森純一ら3人の士族がマッチ製造を目的として慈恵社を別所村に設立した。
- 6月9日 - 兵庫県は、連合町村戸長制では差支えがある区域については単独戸長制を認める旨を布達した。
- 6月29日 - 下坂部村は単独戸長役場の設置を県に出願した。
- 7月1日 - 上ノ島村の村惣代・百姓惣代が、高松村を分離してそれぞれ独立の戸長を任命してほしいと郡長に出願した。
- 7月2日 - 生津村は単独戸長役場の設置を兵庫県に出願した。
- 7月5日 - 警察管区の改正により、市域の警ら区域は西宮警察署直轄・尼崎交番所・伊丹分署の3区域に分割された。
- 7月7日 - 上ノ島村と高松村は、分離してそれぞれ独立の戸長を任命するよう、兵庫県に出願した。
- 9月29日 - 単独戸長役場の設置を出願していた道意新田村は、兵庫県の説諭により中浜新田村との組合戸長役場の設置をあらためて出願し許可された。
- 11月14日 - コレラが流行し、尼崎町の13人をはじめとして9月28日以来この日までに川辺郡内で46人の患者が発生した。
- 12月28日 - 岡院村と万多羅寺村が合併して御園〔みその〕村となった(岡院村・万多羅寺村の合併)。