1911年
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
年表 10年紀: | 1890年代 1900年代 1910年代 1920年代 1930年代 |
周辺の年: | 1908年 1909年 1910年 1911年 1912年 1913年 1914年 |
明治44年
- 1月 - 日本木管が大物に工場を開設した。
- 2月8日 - 尼崎町は、学校・道路ほか都市整備費の支出増に対応して、不動産売買譲渡等に対する特別税歩一税の新設許可を国に申請した。
- 3月21日 - 尼崎町会は、反対1人を除く大多数の賛成で遊廓設置希望を兵庫県に上申することに決した(遊廓設置問題)。
- 4月10日 - 塚口村と森村との水利紛争の調停による解決にさいして、両村の村民は川辺郡長および園田・立花両村長とともに懇親会を開いた。
- 4月27日 - 川辺郡長は、尼崎町の財政に臨時的歳出が多いことを理由として同町の特別税の新設申請を差し戻した。
- 5月26日 - 大物機械製壜が大日本麦酒に買収併合された。
- 9月6日 - 官設鉄道神崎-尼崎駅間で明治34年以来停止していた乗客の取扱いが再開された。
- 9月9日 - 尼崎町会は、町税戸別割の徴収成績悪化の対策として家屋税実施の意見書を兵庫県知事に提出すると議決した。
- 9月28日 - 尼崎町会は、阪神電鉄の電力事業用電柱の敷地使用料を免除するかわりに街灯の点灯を求めることを可決した。
- 9月 - 日本製樽が新城屋新田に設立された。
- 10月 - 尼崎製凾が設立された。
- 11月7日 - 大庄村長に矢野武一が就任した。
- 11月16日 - 庄下遊園地使用条例が施行された。
- この年 - この年の秋に19社1組合による任意団体尼崎工業者共和会が設立された。