1930年
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
年表 10年紀: | 1910年代 1920年代 1930年代 1940年代 1950年代 |
周辺の年: | 1927年 1928年 1929年 1930年 1931年 1932年 1933年 |
昭和5年
- 1月1日 - 尼崎市は耕地整理・土地区画整理実施地および実施予定地を除く市内全域の字名を改称し、従来の大字名・小字名表記を町名表記に変更した。
- 3月14日 - 尼崎築港が築港・埋立工事を着工した。
- 4月1日
- 4月4日 - 大庄村長に矢野武一が就任した。
- 5月7日 - 尼崎市が初の市史として企画した『尼崎志』の第一篇(寺院編)を刊行した。
- 6月7日 - 日本労働総同盟尼崎連合会・灘連合会・製鋼労組兵庫支部が合併して同兵庫県連合会が結成された。
- 7月26日 - 簡易宿泊施設と食堂を備えた社会事業施設として、市立尼崎市民館が中在家町に開館した。
- 8月4日 - 日本労働組合同盟阪神連合会と労働組合全国同盟尼崎連合会が合流して全国労働組合同盟(全労)阪神地方連合会となり、結成大会を尼崎第二尋常小学校で開催、全国大衆党を支持した。
- 11月8日 - 日本スピンドルのリング磨部職工が単価値上げ要求中に前日のロシア革命記念日デモの指導者が尼崎警察署に検挙された。この後デモの責任者をはじめとする56人が解雇され、長期争議となるが、兵庫県調停課と警察の調停により解雇を承認する形で12月24日に争議が終結した。
- 12月19日 - この日から3日間、最初の園田競馬が開催された。同月、淡路競馬場を移転して園田競馬場が竣工した。
- 12月24日 - 日本スピンドルのリング磨部職工が単価値上げを要求し、さらに11月7日のロシア革命記念日にデモを行ない指導者が11月8日に尼崎警察署に検挙されたことに端を発した争議が、兵庫県調停課と警察の調停によりデモ責任者など56人の解雇を承認する形で終結した。