1983年
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
年表 10年紀: | 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 |
周辺の年: | 1980年 1981年 1982年 1983年 1984年 1985年 1986年 |
昭和58年
- 1月 - 財団法人尼崎市スポーツ振興事業団が設立された。
- 2月1日 - 1982年成立の老人保健法にもとづき、同法施行以前は無料であった70歳以上の老人医療の一部本人負担を求める老人保健制度がスタートした。65~69歳を対象とする市独自の老人医療費助成制度を実施していた尼崎市は、これにあわせて「尼崎市老人医療費の助成に関する条例」を一部改正し、65~69歳について一部本人負担を求める制度をこの日から開始した。
- 2月2日 - 尼崎市は中国鞍山市と友好都市提携を結び、調印式を尼崎市総合文化センターで行なった。
- 2月 - 尼崎市は21世紀に向けたまちづくりの長期目標として「シビックゾーン構想」「地区まちづくり計画」「土地利用計画」を策定した。
- 3月23日 - 尼崎市は民間企業52社(56工場)との間において第4次公害防止協定を締結した。うち42社(46工場)との協定は兵庫県と市・企業の三者協定、残り10社(10工場)分は市と企業の二社協定であった。
- 3月24日 - 尼崎市は、長洲天満神社本殿、如来院石造笠塔婆、「長遠寺絹本著色涅槃図」・鰐口・雲版、田能遺跡出土の銅剣鋳型1点・白銅製釧〔くしろ〕1点・碧玉製管玉〔へきぎょくせいくだたま〕632個を市指定文化財に指定した。
- 4月1日
- 特別養護老人ホームの喜楽園が長洲西通に開所した。
- 尼崎市は行財政の重要事項の審議会を設置する「尼崎市行財政問題審議会条例」、市民福祉施策の基本を定める「尼崎市民の福祉に関する条例」、「尼崎市自転車の放置の防止に関する条例」を施行した。
- 4月24日 - 尼崎市議会議員選挙が実施された。
- 4月30日 - 尼崎市農業公園が田能に開園した。
- 4月
- 廃校となった御園小学校跡地に建設された本庁地区会館・本庁体育館・屋内プールの複合施設「サンシビック尼崎」が27日開館し、28日から供用を開始した。
- 猪名川自然林の保存運動に取り組んだ「猪名川の自然と文化を守る会」が、第1回朝日森林文化賞(朝日新聞主催)の奨励賞を受賞した。
- 5月1日 - 尼崎市は都市景観形成を審議する「尼崎市都市美創出審議会条例」を施行した。
- 6月1日 - 国鉄塚口駅(福知山線)が新駅舎で業務を開始した。
- 6月7日 - 東難波町4丁目に建設された尼崎市立総合老人福祉センターが開館した。それと同時に、1962年に田近野に設置された養護老人ホーム長安寮が、同センターに移転併設された。
- 7月31日 - 1972年に閉鎖されたグンゼ塚口工場が正式に廃止された。
- 8月1日 - 中高年齢者の就業確保を目的として、緑化事業を中心に業務を行なう尼崎中高年労働者事業団を母体として、新たに尼崎中高年事業株式会社が発足した。
- 8月13日 - のちにプロ野球選手となる池山隆寛らを擁し、夏の全国高等学校野球選手権大会(甲子園)初出場となる尼崎市立尼崎高等学校野球部が第65回大会の2回戦に出場し(1回戦はシード)、延長10回の末、茨城県立茨城東高等学校を6対4のスコアで下した。
- 8月17日 - のちにプロ野球選手となる池山隆寛らを擁し、夏の全国高等学校野球選手権大会(甲子園)初出場となる尼崎市立尼崎高等学校野球部が第65回大会の3回戦に出場し、久留米市立久留米商業高等学校に5対4のスコアで敗れた。