1987年
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
年表 10年紀: | 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 |
周辺の年: | 1984年 1985年 1986年 1987年 1988年 1989年 1990年 |
昭和62年
- 1月23日 - 阪神電鉄本線の尼崎市内連続立体交差工事の起工式が行なわれた。
- 1月31日 - 尼崎市は、公害健康被害補償制度見直し係る公害健康被害補償法第一種地域のあり方に関する内閣総理大臣からの意見聴取について、地域指定全面解除は時期尚早とする意見書を国に提出した。
- 2月4日 - 尼崎市と産業界が南部工業地帯再生について意見交換を行なう南部臨海工業懇話会が発足した。
- 3月30日 - 尼崎市は、治田寺十一面観音菩薩立像と市所蔵の「尼崎城下風景図(附、尼崎城及び城下関係資料)」を、市指定文化財に指定した。
- 3月31日 - 売上税粉砕尼崎市民会議主催の市民総決起集会が阪神尼崎駅前で開かれた。
- 4月1日
- 尼崎市が全国に先駆けて導入した戸籍情報処理システムが稼働した。
- 国鉄の分割民営化により西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)が発足し、尼崎市内の国鉄各駅も同社の駅となった。
- 4月26日 - 尼崎市議会議員選挙が実施された。
- 4月 - 尼崎市は高齢化社会に対応する施策実施のため高齢者対策室を設置した。
- 5月 - 尼崎市は、近松門左衛門を核とする文化事業推進のため、学識経験者からなる「尼崎市近松懇話会」を発足させた。
- 8月5日 - 岡田記念溶接振興会の高度加工技術研究所が大阪大学から北城内に移転開設された。
- 9月28日 - 神戸製鋼所尼崎工場が高炉(旧第1高炉)を休止した。これにより元尼崎製鋼所・尼崎製鉄の施設稼働が完全に終了した。
- 9月
- 尼崎市は2日から7日まで尼崎市総合文化センターで寺町展を開催した。これ以降も11月にかけて寺町講座や見学会を催すなど、寺町について学ぶ企画を連続して実施した。
- 尼崎市は、『公害の現状と対策』と題して毎年発行してきた公害・環境問題の白書を、この月に発行する昭和62年版から『尼崎の環境』と改題した。
- 10月 - 神戸製鋼所尼崎工場が廃止された。
- 11月1日 - 韓国・朝鮮関係図書専門の私設図書館錦繍文庫が名神町に開設された。
- 11月5日 - 経済シンポジウム「阪神間都市の21世紀の展望とあるべき姿を求めて」が尼崎市中小企業センターで開催された。
- 11月17日 - 尼崎市が、近松文化の創造に向けて指導・助言を得るため外部委員を委嘱して設置した尼崎市近松懇話会が、近松劇場の建設や広済寺・近松記念館・近松公園周辺を近松の里として整備することなどを内容とする「尼崎市近松懇話会提言-近松のまち尼崎をめざして-」を尼崎市長に提出した。
- 11月20日 - 1989年まで毎年1回、尼崎市と川崎市で交互に開催された尼崎・川崎まちづくりシンポジウムの第1回「都市の再生~まち・ひと・魅力」が、尼崎市総合文化センターを会場として開催された。
- 11月24日 - 大阪湾圏域の広域の廃棄物について、埋め立てによる最終処分を行なう大阪湾フェニックス計画の尼崎沖工区の工事が開始された。
- 11月 - 尼崎市がコンピューター関連企業の集積を意図して西長洲本通3丁目(現西長洲町2丁目)に建設した尼崎テクノ工業団地が竣工した。