1990年

出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀:19世紀 - 20世紀 - 21世紀
年表 10年紀:1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代
周辺の年:1987年 1988年 1989年 1990年 1991年 1992年 1993年

平成2年

  • 1月 - 大阪湾フェニックス計画にもとづく東海岸町地先の護岸工事が1989年中に完成したのを受けて、同地に廃棄物や残土を投棄する埋め立て工事が開始された。
  • 2月 - 大高洲町の尼崎市立クリーンセンター第1工場第2機械炉が稼働を開始した。
  • 3月18日 - 神田北通のスーパー長崎屋尼崎店で、放火が疑われる火災が発生し、死者15人、負傷者6人の大惨事となった。元店長ら2人が防火対策を怠ったとして業務上過失致死傷罪に問われ、1993年に神戸地方裁判所が有罪判決を下した。
  • 3月
    • 阪神出屋敷駅北側の出屋敷駅北地区市街地再開発事業が20日完了し、地上12階地下2階で店舗・住宅・駐車場が入る再開発ビル「リベル」が21日オープンした。
    • 尼崎市は阪神尼崎駅周辺を都心として開発整備する「都市拠点整備基本計画」を策定した。
    • 尼崎市は、平成2~6年度を計画期間とし、包括的医療体制整備、全年齢階層市民の健康づくりを目指す「尼崎市地域保健医療計画」を策定した。
  • 4月1日 - 兵庫県立阪神養護学校の尼崎分校が、南城内の旧市立教育研究所施設に開校した。
  • 4月
    • 尼崎市は、4月1日付の推計人口が1965年に50万都市となって以来25年ぶりに50万人を割ったと発表した。
    • 尼崎市教育委員会は、北城内兵庫県立尼崎病院転出跡地に建設予定の歴史博物館に収蔵・展示する資料を円滑に購入するため「尼崎市歴史博物館資料取得基金」を設け、資料の取得を開始した。
  • 7月1日 - 上ノ島野上町(現上ノ島町3丁目)に尼崎市の北部防災センターが開設された。これにともない北消防署が同センター内に移転した(消防署)。
  • 7月28日 - 大阪国際空港騒音対策協議会(11市協)は、大阪空港存続の意見書を運輸省に提出した。
  • 8月 - 北城内に新築移転した尼崎市立中央図書館の開館式が20日行なわれ、翌21日から閲覧・貸出業務を開始した(市立図書館)。
  • 9月22日 - 東難波町5丁目に高齢者就業センターが竣工した。
  • 10月12日 - 尼崎市が台本及びキャストを全国公募して企画し、尼崎市総合文化センターアルカイックホールで上演する近松オペラ「岩長姫」がこの日開幕し、14日まで3日間上演された。
  • 10月 - 尼崎市は、環境政策のマスタープランである「あまがさき快適環境プラン」及び「尼崎市自動車公害防止計画」を、いずれも21世紀初頭までを目標期間として策定した。
  • 11月11日 - 尼崎市長選挙が行なわれ、六島誠之助が初当選した。
  • 11月12日 - 天皇の即位の礼が執り行なわれ、尼崎市の施設は祝休日の扱いとなり、大部分の業務が休みとなった。
  • 11月23日 - 小田の歴史博物展実行委員会が『写真が語る小田の今昔 郷土』を刊行した。
  • 12月12日 - 尼崎市長に六島誠之助が就任した。
  • この年 - 尼崎市は21世紀初頭を目標年次とする「尼崎市都市緑化推進基本計画」を策定した。
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