2003年
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀: | 20世紀 - 21世紀 - 22世紀 |
年表 10年紀: | 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代 |
周辺の年: | 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 |
平成15年
- 1月27日 - 「尼崎市経営再建プログラム」案について市長と市民が意見交換する「あまがさきタウンミーティング 市民と市長・いっしょにトーク」第1回が労働福祉会館で開催された。こののち2月7日にかけて市内6か所の会場で計6回開催された。
- 1月 - 尼崎市教育委員会が『尼崎市戦前教育史』を印刷物とはせず、CD-ROM版の形で刊行した。
- 2月 - 尼崎市は市財政の悪化による財政再建団体転落の危機を回避するため、平成15~19年度を計画期間とする「尼崎市経営再建プログラム」を策定した。
- 3月24日 - 尼崎市は1990年に策定した「あまがさき快適環境プラン」に替わる環境政策のマスタープランとして、「尼崎市の環境をまもる条例」に基づく環境政策の基本的な方向を示し、2025年を目標年次とする「尼崎市環境基本計画」を策定した。
- 3月25日 - 尼崎市指定文化財であった本興寺鐘楼が兵庫県指定重要文化財に指定された(本興寺)。
- 3月27日 - 白井市長が公約していた「ガラス張りの市長室」設置費を削除した新年度予算案を尼崎市議会が可決した。
- 3月28日 - 東難波の難波八幡神社本殿(附、高欄擬宝珠2点)と、如来院本堂・表門(附、棟札1枚、箱入)が尼崎市指定文化財に指定された。
- 4月1日 - 県立武庫工業高等学校と県立武庫荘高等学校を統合して、新たに県立武庫荘総合高等学校が武庫工業高等学校校地に設置された。
- 4月
- 「尼崎市経営再建プログラム」の集中取り組み期間1年目である平成15年度、尼崎市は事務職・技術職などの定期採用職種について新規職員採用を見送った。
- 尼崎市産業振興協会とあまがさき未来協会が統合され尼崎地域・産業活性化機構となった。
- 5月17日 - 市長が地域に出向き市民と語り合う「車座集会~市民と市長が語るわがまちミーティング」の第1回が小田地区会館で行なわれた。
- 5月21日 - 毎月1回、市民グループを市長室に迎えて市長が直接意見交換する「市長室オープントーク」の第1回が行なわれた。
- 6月26日 - 国の公害等調整委員会において、尼崎大気汚染公害訴訟の大阪高等裁判所での和解条項履行を巡る斡旋が初めて成立した。
- 9月6日 - 武庫川東岸の西国街道髭の渡し跡付近の河川敷を兵庫県が整備し、尼崎市と尼崎造園事業協同組合が組織したボランティア団体「髭の渡し花咲き会」が花を植え育てる「武庫川コスモス園」の第1回種まきが行なわれ、95人が参加して300万本分の種をまいた。
- 9月15日 - 阪神タイガースがリーグ優勝した。18年ぶり4度目のリーグ優勝であった。この日は阪神尼崎駅前に巨大スクリーンが設置されるなど、多くの市民がタイガースを応援した。
- 10月17日 - 中央・三和・出屋敷商業地区まちづくり協議会の呼びかけで、尼崎ならではの商品を発掘する第一回「メイドインアマガサキコンペ」の審査会が開かれ、100近い応募総数の中からマルカの「湯たんぽ」と枡千の「天ぷら」がグランプリに選ばれた。
- 10月 - 武庫川東岸の西国街道髭の渡し跡付近の河川敷を兵庫県が整備し、尼崎市と尼崎造園事業協同組合が組織したボランティア団体「髭の渡し花咲き会」が花を植え育てる「武庫川コスモス園」のコスモスが10月下旬に初めて咲き始め、市民に対して開園が広報された。
- 12月1日 - 大庄公民館(旧大庄村役場)と東洋精機株式会社本館事務所が登録有形文化財として登録された。