2018年

出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀:20世紀 - 21世紀 - 22世紀
年表 10年紀:1990年代 2000年代 2010年代 2020年代 2030年代
周辺の年:2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年

平成30年

  • 1月4日 - 尼崎市は、保健福祉業務再編の一環として新たに塚口駅(阪急電鉄)南側の塚口さんさんタウン1番館5・6階(南塚口町2丁目)に北部保健福祉センターを、出屋敷駅(阪神電鉄)北側のリベル5階(竹谷町2丁目)に南部保健福祉センターを設け、市役所本庁・保健所・各支所において行なっていた福祉事務所業務・障害福祉業務・地域保健業務などを南北2か所の保健福祉センターで行なうこととした。
  • 1月11日 - 尼崎市医師会は、市内の医療・介護サービス提供者の連携拠点として、尼崎市医療・介護連携支援センター「あまつなぎ」を「市民健康開発センター・ハーティ21」(南塚口町4丁目)内に開設した。
  • 1月
    • 尼崎市は、中学校給食の実施に向けた基本的な考え方や方向性を示し、2022年6月実施を目指す「尼崎市中学校給食基本計画」を策定した。
    • 尼崎市は、空家等に関する対策を体系的に整理し、総合的、計画的に空家等対策を進めるため「尼崎市空家等対策計画」を策定した。
  • 2月 - 尼崎市は、「ひと咲きまち咲きあまがさき」をキャッチフレーズとして2012年に策定した尼崎市総合計画の後半5年間の取り組みを示す「後期まちづくり基本計画」を策定した。
  • 3月20日 - 元は芦屋市三条町にあった農家で、1995年(平成7)の阪神・淡路大震災に被災し解体されたのち、尼崎市扇町の兵庫県立尼崎の森中央緑地内に兵庫県が移築復元した旧小阪家住宅が、兵庫県指定重要文化財に指定された。
  • 3月26日 - 尼崎市は、西教寺所蔵の「絹本著色顕如上人画像」を市指定文化財に指定した。
  • 4月1日 - 尼崎市総合文化センターを管理運営する公益財団法人尼崎市総合文化センターが、財団名称を変更し「公益財団法人尼崎市文化振興財団」となった。
  • 4月27日 - 尼崎市は、尼崎商工会議所・協同組合尼崎工業会・(株)日本政策金融公庫・尼崎信用金庫との間に、市内事業者の事業継承を支援する「尼崎市内における事業承継支援に関する連携協定」を締結した。
  • 4月 - 尼崎市公営企業局が『尼崎市水道通水100周年記念誌』を刊行した。
  • 5月18日 - 尼崎市は、2018年1月に策定した「尼崎市空家等対策計画」を推進するため、兵庫県宅地建物取引業協会との間に、空家所有者への啓発と情報発信、空家の流通支援に関する協定を締結した。
  • 6月6日 - ホテル「ホップイン」アミング(潮江1丁目)がホテルヴィスキオ尼崎と名称変更した。
  • 6月18日 - 午前7時58分、大阪府北部を震源とするマグニチュード6.1(2018年7月5日現在暫定値)の地震(大阪府北部地震)が発生し、大阪府の一部で最大震度6弱、死者4人などの被害を記録した。尼崎市域の震度は5弱で、負傷者17人、火災4件等の被害があった。地震後、尼崎市は箕面市への給水車派遣等の被災地支援を実施した。
  • 6月22日 - 尼崎市は、禁煙支援・受動喫煙防止・市内全域での歩きたばこ禁止・吸い殻ポイ捨て禁止等を定めた「尼崎市たばこ対策推進条例」を公布し、一部の条文を除いて即日施行した。
  • 6・7月 - 6月28日から7月8日頃にかけて、停滞する前線や台風7号の影響により、西日本を中心に各地で記録的な豪雨被害「平成30年7月豪雨」が発生し、死者200人以上をはじめとする深刻な被害があった。尼崎市は災害発生後、岡山県倉敷市への支援物資搬送・給水支援・職員派遣、広島県広島市への緊急消防援助隊派遣、愛媛県宇和島市への保健師派遣等の被災地支援を実施した。
  • 7月9日 - 尼崎市は、市内の各支所区域に設置する公民館と地区会館を、生涯学習の拠点及び自治のまちづくりを支える拠点として市内12の生涯学習プラザに再編する「尼崎市立生涯学習プラザの設置及び管理に関する条例」を公布した。
  • 7月10日 - 住宅ローン専門金融機関のアルヒ(株)が主催する「本当に住みやすい街大賞2018in関西」の第1位に尼崎が選ばれ、グランフロント大阪うめきたSHIPホール(大阪市北区)で表彰式が行なわれた。
  • 9月4日 - 25年ぶりに非常に強い勢力を保ったまま日本に上陸した平成30年台風第21号が、徳島県に上陸したのち午後2時頃神戸市付近に再上陸して北上し、尼崎市域では午後1~2時に1時間あたり最大降雨量30.0mm(市役所本庁舎で観測)、午後2時17分頃に最大瞬間風速として秒速36.6m(市防災センターで観測)を記録した。負傷者16件、火災6件に加えて、市内各所に道路被害による通行障害や倒木被害が発生したほか、市内世帯の約半数が停電し市内の電力全面復旧まで約一週間を要するなど、市民生活の面で大きな被害があった。
  • 9月 - JR西日本は、2005年4月25日に発生したJR福知山線塚口・尼崎駅間脱線事故の現場一帯を「祈りの杜(もり) 福知山線列車事故現場」として整備し、この月の14日から20日まで遺族や負傷者に公開ののち、21日から一般公開した。
  • 10月1日 - 尼崎市は、2018年6月22日に公布・一部施行した「尼崎市たばこ対策推進条例」をこの日から全面施行し、市内での歩きたばこを全面的に禁止するとともに、JR尼崎駅周辺に同条例にもとづく路上喫煙禁止区域を設けた。
  • 11月18日 - 尼崎市長に稲村和美〔かずみ〕が当選した(3選)。
  • 11月30日 - 株式会社ミドリ電化の創業者である安保詮(あぼあきら)氏が、私財を投じて創業地尼崎市に建築した尼崎城(天守と付櫓、北城内)を、尼崎市に寄贈した。
  • 12月1日 - 尼崎市は、兵庫県と共同して、市内12か所に設けるサイクルポートで自由に乗り降りできる自転車を有料で貸し出すコミュニティサイクルの実証実験を開始した(2020年3月31日まで実施)。
  • 12月12日 - 尼崎市長に稲村和美〔かずみ〕が就任した(3期目)。
  • 12月 - 尼崎大気汚染公害訴訟の提訴から30年目を迎え、裁判終結後に国等が進めた環境改善策が一定の成果を上げたと判断した原告団と弁護団は、解散することを決定した。
  • 2018年中の尼崎市の住民基本台帳人口移動状況を集計した結果、自然動態が1,258人減、社会動態が1,700人増、合計で442人増となり、2009年以来9年ぶりの人口増加となった。
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